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2編 文教施策の動向と展開
第7章 社会教育の振興
第3節 家庭教育の充実
2 情報の提供と相談事業の実施.


社会教育関係者の家庭教育に関する学習活動の企画,実施の参考となるよう,文部省ではこれまでに,家庭教育資料「現代の家庭教育―乳幼児期編-」(昭和59年11月刊),「同―小学校低,中学年期編-」(昭和62年3月刊),「同―小学校高学年,中学校期編-」(平成元年3月刊)を作成し,教育委員会等に配布した。この資料は,子どもの発達段階の特徴や現代社会における家庭教育の課題等をまとめたものであり,広く―般の人にも入手できるよう普及に努めている。

また,マスメディアを活用した情報提供としては,家庭教育テレビ番組「親の目子の目」の制作,放送を財団法人民間放送教育協会に委託し,毎週1回放送している。平成3年度は「子どもの世界,親の世界」という年間テーマの下に51本が制作,放送され,平成4年度は「子どもたち,それぞれの歩み」をテーマに実施されている。この放送による情報提供は,家庭教育学級等に参加できない人たちはもとより,家庭教育学級やグループ学習等の学習教材として活用されており,親等の学習内容を高める役割を果たしている。

さらに,文部省では総合的な視点から家庭教育の充実を図る「家庭教育充実事業」を実施する都道府県に対して助成している。この事業は,専門家による家庭教育相談(巡回相談,電話相談)の実施,相談員の養成,研修,テレビ放送,学習教材ビデオの作成,子育てセミナーの開催,家庭教育指導者の養成,確保等からなっている。


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