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2編 文教施策の動向と展開
第3章 初等中等教育の改善・充実
第3節 徳育の充実
2 道徳教育の振興方策


 文部省では,道徳教育を推進する基盤を整備するため,従来から次のような様々な施策を進め,その振興を図ってきた。

 まず,道徳教育推進校を指定し,学校内外における一貫した道徳教育の在り方について研究を行っている。また,地域の各界各層からの道徳教育に対する意見を学校における道徳教育に反映させることを目的として,各都道府県教育委員会に委託し,道徳教育振興会議を設けるとともに,平成3年度から,学校と地域社会が密接な連携を図り,市町村ぐるみで一体的な道徳教育を推進する市町村道徳教育推進事業を行っている。

 次に,奉仕等体験学習研究校を指定し,児童生徒に奉仕的体験等の体験学習を積極的に行わせ,道徳的実践力の育成を図っている。

 道徳教育は,児童生徒に対してその指導を行う教師の力に負うところが非常に大きい。そこで,教員を対象とした講習会を全国,地区ブロック及び都道府県で開催し,その指導力の向上を図るとともに,教育委員会の指導主事等の指導行政担当者を対象とした講習会を開催している。

 さらに,郷土の先人の伝記・逸話などの題材を取り上げた道徳教育用郷土資料の研究開発を都道府県に委嘱している。

 また,平成2年度からは,新学習指導要領に基づく道徳教育の実施に資するため,道徳教育推進指導資料「指導の手引」と「ビデオ資料」の作成・配布を行っている。

 これらに加え,平成4年度からは,新学習指導要領の下での道徳教育の推進状況を調査し,今後の道徳教育の参考に供する予定である。

 文部省としては,今後ともこれらの施策の充実に努め,道徳教育の一層の充実を図っていくこととしている。


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