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2部   文教施策の動向と展開
第9章  情報化の進展と教育の対応
第5節  文教施設の情報化と情報ネットクークの整備
2  インテリジェント・スクール構想への対応


臨時教育審議会から提唱された「インテリジェント・スクール構想」では,生涯学習社会を構築するための基盤整備として,文教施設への情報通信・処理機能導入の必要性が挙げられている。

文部省では,昭和63年度よりこの構想についての検討を進め,インテリジェント化の在り方や推進方策等の具体化に向けて「文教施設のインテリジェント化に関する調査研究」を学識経験者等の協力を得て行い,平成2年3月その成果を取りまとめた。

本報告書では,生涯学習体系への移行や情報化の進展等に対応した今後の文教施設整備の在り方として,1)人々の多様で高度な学習需要に対応し,文教施設を多機能化,高機能化させる,2)文教施設の持つ様々な機能の高度化を図るため,これらを有機的に連携させる,3)情報手段を有効に活用できる情報環境の整備充実を図る,4)人間性,文化性及び自然との調和(3配慮した,快適で豊かな施設の整備拡充を図ることを提言しており,多様な情報通信,処理機能導入による情報環境の整備拡充をインテリジェント化の重要な要素として捉えている。

具体的には,システムを構築する場合,利用目的の明確化,適切なメディアの選択,適切なインターフェースの導入,情報通信ネットワークの構築,システムの発展性の確保が大切であることを述べている。

また,情報通信・処理機能導入に伴う建築面での対応としては,各種情報機器の設置やその拡張,更新に対応可能な室面積,照明,空気調和,電源等の計画,通信線・電力線等の配線ルートの適切な確保等が大切であること,さらに,人間的な環境計画として,利用者の心身の健康や人間的な交流への配慮が大切であること等を指摘している。

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