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2部   文教施策の動向と展開
第6章  体育・スポーツ及び健康教育の振興
第4節  学校体育の充実
1  教育課程の改善


小学校,中学校及び高等学校の新しい学習指導要領は,21世紀を目指し社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成を図ることを基本的なねらいとして,平成元年3月に公示された。

体育・保健体育に関しては,各校種を通じて,生涯体育・スポーツと体力の向上を重視する観点から,内容等の改善を図り,児童生徒が自ら進んで運動に親しむ態度や能力を身に付けるとともに,自発的,自主的に運動を実践できることを目指している。

各校種別にみた主な改訂点は,小学校については,体育の内容を,低学年,中学年,高学年別に三段階にまとめて示し,児童の個人差に応じて多様な指導ができるようにした。

中学校については,運動領域の構成を改め,個人的スポーツを器械運動,陸上競技,水泳に分け,集団的スポーツを球技とした。また,個性の伸長を図るとともに,生涯体育・スポーツの基盤を培う観点から,選択履修の幅を拡大し,生徒の能力・適性等に応じた指導ができるようにした。さらに,我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成を重視する観点から,格技の名称を武道に改めるとともに,武道は男女とも履修できるようにした。さらに,第3学年の保健体育の授業時数を現行の週3時間から1時間増やし,週4時間を充てることができるようにし,各学校の実態に応じて弾力的に設定できることとした。

高等学校については,運動領域構成の改善,選択履修の拡大,武道への名称変更など中学校と同様の改訂を行うとともに,男女同一の教育課程の編成を行うという観点から,履修すべき単位数の男女の差をなくすなどの改訂を行った。


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