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2部   文教施策の動向と展開
第5章  社会教育の振興
第2節  家庭教育の充実


「人生において最初に出会う教師は親である。」といわれているように,子どもにとって家庭は,人間形成の行われる最初の場であり,家庭における親の果たす役割は非常に大きいものがある。

近年,核家族化,少子化,都市化,生活が物質的に豊かになったこと等家庭や家庭を取り巻く社会状況の著しい変化の中で,家庭の教育機能の低下が各方面から指摘されている。また,先の臨時教育審議会の答申において「家庭が自らの役割や責任を自覚するとともに,家庭・学校・地域の連携などにより,家庭の教育力の回復を図る必要がある」等と提言している。

文部省では,これらの社会的背景を考慮し,親の家庭教育に関する学習を奨励するため,学習機会や情報の提供,相談事業の実施など各種の事業を実施・援助している。

これから21世紀に向けて家庭をめぐる状況は,女性の就労の増加,離婚や単身赴任の増加傾向,男女の性役割の流動化,自由時間の増加,高齢化等更に著しく変化していくことが予想される。そのため,今後は,家庭教育に関する学習・相談の機会の拡充を図るとともに,生涯学習の観点から家庭と地域の教育機能の活性化を図るため,関係機関とも連絡を密にして総合的な対策を講じていく必要がある。


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