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2部   文教施策の動向と展開
第2章  生涯学習の振興
第2節  生涯学習基盤の整備
2  生涯学習推進体制の整備


文部省は,昭和63年7月,従来の社会教育局を拡充・改組して生涯学習局を発足させ,生涯学習推進のための体制を整備した。

また,地方においても関係者の連絡・調整により,種々の生涯学習関係事業が総合的に実施されることが必要である。そのため,文部省では,従来から教育委員会・首長部局・教育関係者等で構成される生涯学習推進会議等の連絡調整機関の設置を奨励・援助している。このような連絡・調整のための機関は,既に全都道府県に設置されているが,今後は,市町村段階での設置促進が課題となっている。

市町村の中には,「生涯学習のまち」のような宣言を行って生涯学習の推進に努めている例も最近多数みられる。文部省では,生涯学習モデル市町村事業を推進し,こうした動きを支援している。同事業は,教育委員会,行政担当者,民間の事業者,学識経験者によって構成される「生涯学習のまちづくり推進本部」の設置を始め,学習プログラム作り,学習サークルへの援助,生涯学習に関する学習情報の提供・相談体制の整備等の生涯学習推進のための各種の事業に助成するものである。平成2年度においては,助成対象数を各都道府県当たり4件から6件に増加させた。

平成2年7月,前述したように「生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律」が施行され,これに伴い,国レベルでは文部省に生涯学習審議会を設置するとともに,都道府県においては条例で都道府県生涯学習審議会を置くことができることとされ,市町村においても生涯学習の振興のため,関係機関及び関係団体等との連携協力体制の整備に努めることとされている。今後,生涯学習の推進体制の整備が一層進むものと期待される。


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