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1部   高等教育の課題と展望
第4章  諸外国の高等教育
第2節  アメリカ合衆国
2  複数の基準に基づく入学者選抜


アメリカの大学は,12年間の初等中等教育課程の修了を入学資格としているが,実態としては,通常,ハイスクールの進学課程(トラック)を履修する必要がある。

入学者の選抜方式及び進学難易度は,大学の種類及び性格によって異なる。公立2年制大学の中には,無選抜制をとるものもある。

入学者の決定は通常,各大学が行う。州立大学の場合,選抜基準は過半数の州では大学が独山こ決定する。

多くの大学では,入学者の選抜業務を専門に行い,決定に関しても大きな権限を与えられている部局及び職員が置かれている。

選抜要件は学力以外のものを含み,多様で,それぞれの要件に置く比重は大学の方針によって大幅な差異がある。すべての大学を通じて最も重視される要件は,ハイスクールでの成績及び科目の履修形態,進学適性テスト(SAT等)の得点,ハイスクールの推薦,面接等である。これらのほかに,教会や雇用主等の推薦,これまでの活動状況の記録,希望する専攻分野なども決定要因に挙げられている。社会的に評価の高い大学の場合は,競争率が高く進学のために厳しい準備勉強が必要である。


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