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1部   高等教育の課題と展望
第1章  我が国高等教育の歩み
第2節  戦後の高等教育
1  概説


戦後,我が国の学校教育制度は,他の社会の諸制度と同様,大きな変革を遂げた。

昭和22年には教育基本法及び学校教育法が制定され,幼稚園から大学までの単線型学制が定められた。旧制度の下で複線型であった学校体系が,6・3・3・4の単線型の学校体系に改められたことにより,進学途上における多くの袋小路や制度上のあい路が除去され,このことが,その後における中等教育,さらには高等教育の普及,拡大へとつながっていくことになった。

高等教育に関する改革の主なものは,1)旧制の大学,高等学校,専門学校,教員養成諸学校等の高等教育機関が,4年制の新制大学に一元化されたこと,2)勤労青年等のために夜間学部や通信制大学の設置が進められたこと,3)大学には新しい学校教育体系の最高段階に位置するものとして大学院を置くことができることとされたこと,4)女子に対して大きく門戸が開かれたこと,5)新制大学の設置により,高等教育の規模が著しく拡大したこと,などである。

このような戦後の教育改革を通じ,我が国高等教育は,多くの人々に開かれた高等教育へと変貌を遂げ,経済発展,国民生活の向上に伴って順次その規模を拡大し,学術研究の発展,科学技術の高度化への寄与のほか,我が国の社会経済活動を支える多数の人材を育成してきた。

本節では,新学制発足当初における大学の整備状況,その後における主な制度改革及び高等教育の発展の概況について述べる。


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