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2部   文教施策の動向と展開
第9章  国際化の進展と教育・文化・スポーツ
第4節  留学生交流の推進
3  日本人学生の海外留学


近年,国民の所得水準の向上,円高等の経済的要因や大学間交流の活発化などにより,我が国の学生で外国の大学等に留学する者が増加してきている。昭和63年に「留学,研修,技術修得」の目的で海外へ出国した日本人は約8万4,000人(法務省出入国管理統計)であり,対前年比47%の急増となっている。

文部省では,特定の政策目的を達成する観点から次のような国費による日本人学生の海外派遣制度を設けている(2-9-9 )。

この他の公的留学制度としては,外国政府等の奨学金によるものがあり,毎年300人程度の日本人学生等が留学している。文部省はその募集・選考に協力している。

こうした公的留学生制度によるもの以外には,個々の自由な選択と責任において行われるいわゆる私費留学があり,海外留学のほとんどを占めている。文部省では,(財)日本国際教育協会の留学情報センターを通じて,留学希望者がそれぞれの目的に適した留学先の選択を行いうるよう,適切な留学情報の提供に努めている。

なお,日本からの留学生については,単位互換制度を活用し,その留学先の大学において取得した単位を我が国で在籍する大学の単位として認定できる方途が開かれている。昭和62年度においては1,361人がこの制度の適用を受けており,今後一層の活用が期待される。

2-9-9  海外派遣制度


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