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2部   文教施策の動向と展開
第9章  国際化の進展と教育・文化・スポーツ
第2節  国際社会に生きる日本人の育成
2  外国語教育の充実


国際社会の中で,外国の人々と相互理解を深めるためには,外国語でのコミュニケーション能力を高めることが必要である。このため,中等教育及び高等教育において,従来,ともすれば「読むこと」に重点が置かれていた外国語教育について,「聞くこと」,「話すこと」についての指導を充実させる必要がある。

中学校及び高等学校においては,教育課程審議会の答申に基づき,コミュニケーション能力の育成や国際理解の基礎を培うことを重視し,学習指導要領を改訂した。また,英語担当教員の研修事業,英語教育機器(LL)の整備,英語担当教員の海外長期派遣事業,ネイティブ・スピーカーを英語指導助手として招致する「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」などを行っている( 1部第2章第7節参照)。

大学,短期大学における外国語教育については,一般教育として全学生が履修するものと,外国語学部等における専門教育として外国語を教育・研究するものとがある。しかし,その内容・方法については,いずれも講読等の形態に偏重しているとの批判があり,会話等の実践的能力の育成をより充実することが求められている。このため,各大学においては,外国語センターの設置やLL機器の充実など,教育内容・方法について改善を図っている。

また,諸外国の政府等と協力し,大学等におけるドイツ語,フランス語及び英語教育担当教員を,外国で開催される語学教育研修会に参加させる事業を行っている(平成元年度47名を派遣)。

なお,大学等における外国語に関する授業科目の開設状況をみると,英語,ドイツ語については9割以上,フランス語については7割以上の大学で開設されており,近年,その他の言語についても開設が進んでいる。昭和63年度現在,合計約50種の言語に及んでいる。


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