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2部   文教施策の動向と展開
第7章  体育・スポーツの振興
第2節  生涯スボーツの推進
3  多様な生涯スポーツ事業の展開と振興方策


近年,我が国においては,スポーツに親しむ人々が増加している。昭和60年に総理府が実施した「体力・スポーツに関する世論調査」によると,20歳以上で1年間に何らかのスポーツを行った人は約63%になっており,およそ三人に二人がスポーツを行っていることになる( 2-7-2 )。

何らかのスポーツ活動を行うことは,それ自体爽快で,精神的なリフレッシュになるばかりでなく,健康や体力の保持・増進,仲間との触合い等の上でも多大な意義のあるものであり,国民が健康で明るく豊かな生活を楽しむためには,年齢や体力等に応じた適切なスポーツ活動が必要になっている。こうした中で,文部省においては,生涯にわたり,あるいは生涯のいつでも参加できる生涯スポーツの振興のため,各種の施策を実施している。


(1) 生涯スポーツ推進事業

市町村補助事業として「生涯スポーツ推進事業」を実施し,少年,高齢者,親子,婦人,勤労青少年等を対象とした各種スポーツ活動事業や地域スポーツクラブ育成事業,アジア諸国との市民レベルのスポーツの交流事業などに要する経費の一部を補助しており,その数は昭和63年度で約600市町村となっている。

平成元年度においては,この事業の一環として新たに市町村が地域における基幹的な体育施設を利用して行う体力測定,スポーツテスト,健康・体力相談等に要する経費の一部を補助する「市民スポーツ相談普及促進事業」を実施する。

2-7-2  実施状況の推移

2-7-2  第2回全国スポーツ・レクリ エーション祭(愛媛県)にお ける種目別大会の実施種目


(2) 全国スポーツ・レクリエーション祭の開催

広く国民が気軽にスポーツ・レクリエーション活動を楽しみ,各世代にわたるスポーツ愛好者が交流を深める全国的な祭典として昭和63年度から,全国スポーツ・レクリエーション祭を開催している。

第1回は,昭和63年11月に,山梨県で4日間にわたり開催され,ゲートボール,ソフトバレーボール,ウォークラリー等の誰もが気軽に楽しめる種目別のスポーツ大会のほか,フライングディスクゴルフなどのニュースポーツの紹介や各種スポーツ相談,スポーツゲーム,コンサート,郷土芸能,物産展などを行い,子どもからお年寄りまで延べ20万人が参リ加し盛況裡に終了した。

第2回は,愛媛県で平成元年10月末から4日間にわたり,前回とほぼ同様の内容で開催される予定である( 2-7-2 )。

第2回スポーツ・レクリエーション祭ポスター


(3) 生涯スポーツコンベンションの開催

生涯スポーツの振興には,スポーツ関係団体,地方公共団体,産業界,学会など幅広い関係者の協力・連携が不可欠であることにかんがみ,これら各界各層の関係者が一堂に会して,生涯スポーツ振興上の諸問題について意見交換を行う場として,新たに生涯スポーツコンベンションを開催する。第1回は,平成2年1月に東京で行う予定である。これにより,関係者間の相互の理解が深まり協力体制が格段に強化され,生涯スポーツ振興の気運が更に高まることが期待される。


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