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2部   文教施策の動向と展開
第5章  学術研究の振興
第3節  若手研究者の育成
2  若手研究者育成のための施策


大学は,学問の全分野にわたる学術研究を発展させるとともに,これと一体不可分のものとして多方面の人材を養成する機能を持っており,優れた若手研究者の育成を図ることは大学の基本的な使命の一つである。

優れた若手研究者の養成・確保のためには,研究能力が急速に高まる時期に適切に研究の場を与え,実際の研究活動を通じて真に優れた研究者を見いだし,育成することが極めて重要である。

このため,文部省では,創造性に富み,優れた研究能力を有する若手研究者の育成を積極的に推進していくために大学院における教育研究の改善充実を図るとともに,次代の独創的,先端的な研究の担い手となる優れた若手研究者を育成するため,日本学術振興会の事業として,昭和60年度から本格的なフェローシップ制度である特別研究貝制度を発足させた。この制度により,若手研究者は自由な立場で主体的に研究の場,研究課題等を選びながら,一定期間研究に専念することとなる。

なお,対象となる大学院博士課程在籍者を含む若手研究者には,2年間研究奨励金が支給されるとともに一定の研究費(科学研究費補助金)が交付される。平成元年度は904人を採用する予定である。

また,我が国が学術研究面において国際的な貢献を図っていくためには,国際的な場において十分に能力を発揮し活躍できる若手研究者を育成することが必要である。そのため,若い優秀な研究者を海外の評価の高い研究機関に派遣する「海外特別研究貝制度」を昭和57年度に設けるとともに,若手研究者間相互の人的交流拡充のために海外からの若手研究者を受け入れる「外国人特別研究員制度」を昭和63年度に創設した(2部第5章第8節参照)。さらに,対がん10か年総合戦略による「特別研究貝(がん)制度」により,若手研究者の育成に努めている。

2-5-3  特別研究員制度の概要(平成元年度)

2-5-4  過去5か年の予算,人員,単価の推移


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