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2部   文教施策の動向と展開
第3章  高等教育の改善・充実
第5節  大学院の充実
3  大学院の整備充実



(1) 新しい形態の大学院

上述のとおり,大学院は,学部・学科の分野構成とは異なる構成も取り得る独自性を有しているが,伝統的に個々の学部・学科組織に基礎を置くものが大多数となっている。これに対し,近年,学術研究の学際化,総合化等の要請に応じ,独自の構成に基づく独立研究科,複数学部に基礎を置くいわゆる総合大学院,複数の大学の関係学部に基礎を置く連合大学院等の設置により,大学院の形態は多様化してきている。このような中で,平成元年度においては,次のような整備充実等が図られている。

1) 先端科学技術大学院

近年の著しい科学技術の進展に対応し,情報科学,バイオサイエンス,材料科学等の先端科学技術分野に焦点を当てた独立大学院について創設準備を進めている。

2) 研究科の設置等

大学共同利用機関の優れた研究機能を活用し,これらの機関を母体とする独立大学院として,昭和63年10月に創設された総合研究大学院大学は,平成元年4月から学生受入れを開始した。また,複数大学の協力の下に幅広い教育研究を行ういわゆる「連合大学院」の設置等,時代の進展に応じた種々の形態の大学院の整備が図られている。

3) 夜間における講義等の実施

修士課程段階への社会人受入れのため,夜間その他特定の時間等に授業又は研究指導を行う教育方法の特例措置が,従来の11大学11研究科に加え,新たに9大学12研究科において実施されている。


(2) 最先端設備の整備

多数の優れた研究者及び高度の専門職業人を養成し,学位取得者を輩出するなど,優れた教育研究実績を挙げている国公私立の大学院研究科に対し,最先端の大学院教育研究用設備の整備を促進するための所要の経費の増額を図っている。


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