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2部   文教施策の動向と展開
第3章  高等教育の改善・充実
第4節  高等教育機関の整備
5  高等専門学校の整備



(1) 現状

高等専門学校は,実践的な技術者の養成を図る目的をもって,昭和37年度に発足した。平成元年度現在で,学校数62校(国立54校,公立4校,私立4校),入学定員1万670人(国立9,200人,公立840人,私立630人)となっている。

高等専門学校は,高等教育機関として位置付けられているが,大学・短期大学とは異なり,学生の特性や志望に応じた専門教育を実験・実習を中心として中学校卒業という早い段階から,5年間一貫の教育により行うことが教育上の特色である。その教育の成果は,産業界等から高い評価を受けている。また,卒業者には,大学への進学の道が開かれており,約1割が長岡技術科学大学や豊橋技術科学大学を始めとした国公私立大学へ編入学している。


(2) 最近の施策と課題

最近の技術の高度化・融合化に対応し,学科の新設・改組を積極的に進めている。特に近年著しく人材需要が多くなっている情報系技術者養成を図るため,情報工学科・電子制御工学科等の設置を推進している。

平成元年度においては,情報系の学科のほか,バイオテクノロジー技術者養成のための生物工学科を新たに設置している。

高等専門学校については,今後,21世紀の我が国の技術教育の在り方を展望したうえで,その役割,位置付け,在り方等について総合的に検討していくことが重要である。現在,中央教育審議会において,工業と商船に限定されている分野の拡大,高校からの編入学の拡大,新しい名称について検討が行われている。


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