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2部   文教施策の動向と展開
第3章  高等教育の改善・充実
第3節  大学入学者選抜の改善
2  大学入試の改善の推進



(1) 大学入試センター試験の円滑な実施

以上の経緯や臨時教育審議会第1次答申の提言を踏まえて,平成2年度入学者選抜から,大学入試センター試験が実施される。この試験は,入学志願者の高等学校の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり,国公私立大学を通じて,それぞれの判断と創意工夫により教科・科目などについて自由に利用できるものである。

初年度は,すべての国公立大学のほか,私立大学にあっては16大学19学部がこの試験を利用することとしている。

各大学が,この試験と,調査書,学力検査,面接,小論文,実技検査等を適切に組み合わせて,入学志願者の能力・適性等を多面的に判定する方向で,引き続き入学者選抜の改善を推進することが期待されている。


(2) 国公立大学の受験機会の複数化の推進

国公立大学の受験機会の複数化を図るため,昭和62年度入学者選抜から,二つの大学・学部を受験することができる「連続方式」が導入され,平成元年度入学者選抜からは,この方式に加えて,同じ大学・学部も2回受験することができる「分離・分割方式」が導入された。受験生の選択の機会の拡大や多様な選抜方法の導入を図るため,各大学が,学部の定員を分割した入学者選抜を採用することが期待されている(2-3-1 )。

2-3-1  国公立大学の個別学力検査の日程等


(3) 大学入試改善に関する中長期的な課題の検討

大学入試の在り方は,高等教育だけでなく高等学校以下の教育全体に大きな影響を及ぼすものである。その意味において,入試の改善は,常に最善の方途を見いだすべく不断の努力を傾注すべき重要な課題であり,相当の時間をかけた準備期間をおいて改革を行うことが必要である。こうした認識を前提とし,さらに,中長期的な課題として改善方策を模索し,探究する必要がある。

このため,現在,中長期的な課題として,大学審議会において,大学入試の在り方について研究している。


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