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2部   文教施策の動向と展開
第3章  高等教育の改善・充実
第3節  大学入学者選抜の改善
1  これまでの経緯


昭和54年度から平成元年度まで,国公立大学の入学者選抜において実施された共通第一次学力試験は,各大学の二次試験との適切な組合せによる多面的・総合的な評価を通じて,丁寧な入試の実現を目指して導入されたものである。また,共通第一次学力試験の導入と同時に,国立大学の1期校・2期校制が廃止された。

共通第一次学力試験の導入に伴い,1)難問・奇問を排した良質な出題により,高等学校教育の基礎的な到達度を判定することが可能になり,2)この試験を利用する各大学における二次試験についても,学力検査実施教科数が,平均5教科から平均2教科程度に削減され,学力検査以外の面接,小論文の実施や推薦入学,帰国子女・社会人等の特別選抜の導入が増加するなど,選抜方法の特色ある多様化が図られてきた。

しかし,1)共通第一次学力試験が原則として5教科利用とされたこと等により,いわゆる大学の序列化等が顕在化し,また,2)国公立大学のみの入試改善にとどまった旨の指摘があるとともに,3)1期校・2期校制が廃止されたことに対して国公立大学の受験機会の複数化の要望等もあった。


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