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1部   初等中等教育の課題と展望
第3章  諸外国における初等中等教育の動向
第3節  イギリス
3  教員の資質向上


教育水準の向上のためには児童生徒を直接教える教員の指導力向上が不可欠であると考え,1970年代の半ば以降教員の資質向上を求めて,教員養成機関の入学要件の引上げと課程の再編を行った。

さらに,教員養成課程の教育,現職教員の研修,勤務評定を含む総合的な施策が必要と考え,1983年の白書「教員の質」で教員の資質向上の具体的な構想を示し,以後その構想を実現する形で次の施策を実施して教員養成課程の教育の改善については,1984年に,開講期間,教育実現職教育については,1987年から国は補助金制度を設け,地方教育当局が実施する研修事業のうち数学,理科,職業指導,校長の学校管理運営研修などに重点的に補助金を交付している。

教員の勤務評定については今後全国的に実施することを予定し,政府が委託した六つの地方教育当局がそれぞれ指定した学校で実験的に開始されている。実験では,校長と教頭を含む複数の教員が評価チームを組み,授業を観察して教員の勤務成績を評価する方法を採用している。なお評価の結果を昇給,昇進及び人事異動に利用するかどうかについては未定である。


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