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1部   初等中等教育の課題と展望
第2章  初等中等教育充実のための施策の展開
第10節  特殊教育の振興
1  特殊教育の現状と課題


心身に障害があるために,小学校や中学校等の通常の学級における教育では十分な教育効果が期待できない児童生徒に対しては,特別の配慮の下に手厚い教育を行う必要がある。そのため,原則として障害の程度が重い子どもは盲学校,聾学校及び養護学校(総称して「特殊教育諸学校」という。)で,軽い子どもは小・中学校の特殊学級又は通常の学級で留意して指導している。特殊教育諸学校や特殊学級では小人数の学級編制を設けて,障害の状態や発達段階,特性などに応じたきめ細かい指導を行っている。

平成元年5月現在,特殊教育諸学校並びに小学校及び中学校の特殊学級において,17万6,064人の幼児児童生徒が特殊教育を受けている。このうち義務教育段階にある児童生徒は13万7,802人であり,これは同じ段階にある児童生徒全体の約1%に当たる。

心身障害児に対する教育については,その可能性を最大限に伸ばし,可能な限り社会自立の達成を図るため,一人一人の障害の状態等に応じた適切な教育を確保するよう努めている。

近年においては,児童生徒の障害の重度・重複化への対応,障害を改善・克服するための早期教育の充実,心身障害児の社会自立を目指した職業教育・進路指導の充実等が求められている。また,心身障害児の社会参加・自立を促すためには,社会一般の心身障害児への理解認識を促進することが重要である。


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