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第5章   1970年代の教育改革の動向
2  主要国における教育改革の動向
(5)  ソ連


ソ連の教育も,1970年代を迎え,教育制度・内容・方法にわたる新たな変革を迫られている,まず,制度面では70年が10年制教育の義務化の発足の年であり,その完全実施のための努力が払われているとともに,初等・中等教育年限がこの年から全面的に変更される。すなわち,これまで,初等教育,前期・後期の中等教育は4-4-2制をとつていたが,新,たに3-5-2制が発足することになつた。

次に,教育内容・方法面ではこれまでの画一的な教育への反省から,随意選択教科の導入(第7学年以降),数学,物理,化学,外国語などにすぐれた生徒を教育する特別学校の設置など生徒個々人の能力・適性に応じた教育の比重が強まり,さらにソ連教育の基本理念であり,革命以来模索され続けた総合技術教育の改善のための努力が払われている。

また,1950年代末から保育・幼稚園が設置され,生後2か月からの教育が開始されるとともに,教育の各段階を通じ,夜間・通信制教育がひろく普及し,勤労青少年や成人に開放される態勢がととのえられつつある。


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