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第5章   1970年代の教育改革の動向
2  主要国における教育改革の動向
(3)  フランス


19世紀来の伝統に基づく教育に対する社会的不満に応じ,中等教育段階においては,1960年以降,観察課程が創設され,またカリキュラムに関する一連の改訂も行なわれ,時代に即応した各個人の能力に適した教育を行なうよう努力がなされている。大学入試制度の改革も試みられ,高等教育への機会の拡大が図られている。

高等教育段階では,1968年5月から6月にかけての学園紛争をきつかけとして,高等教育基本法が1968年11月12日に公布され,高等教育機関の管理に学生参加が認められるようになり,教育の内容についても,従来の学部制を廃止し,総合的学問を目ざす多学科多教科制(マルティディシプリナリティ)を実施し,時代の要請に則した教育研究の実現が図られている。また,既就業者の再教育,現職教育の場としての大学の開放も試みられている。


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