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第5章   1970年代の教育改革の動向
2  主要国における教育改革の動向
(2)  イギリス


イギリスのようなきわめて伝統的な社会においても,時代の要請に応ずベく,教育面でもいくつかの顕著な変化が生じている。

まず初等教育では,1967年のプラウデン報告の勧告を受けて,大都市貧困地区における保育教育の拡充策の実施や,児童の発達過程に応じた学校体系への改革などが進行している。

中等教育段階においては,11歳試験の廃止や総合制中等学校への再編成等の諸改革と合わせて,教育課程や大学入学試験制度の手直しも検討されている。

高等教育段階では,1963年のロビンズ報告の線に沿つて拡充計価が進められ,上級工学カレッジの大学への昇格,継続教育の上級コース修了者に対する学位授与機関の設置および大学補助金委員会の教育科学省への編入などが行なわれた。また,1961年から65年にかけて設置された新しい大学や1971年1月に開校されるテレビ・ラジオを利用したオープンユニバーシティは教育課程の編成や教育・研究組織でこれまでの伝統的大学とは異なる新しい特色をもたせている。


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