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第2章   教育内容・方法の改善
4  学校保健と学校給食
(2)  学校保健および学校安全
c  主要国における保健管理


主要国における児童・生徒の健康衛生管理の状況をみると,いずれの国においても児童・生徒の健康診断が定期的に実施されているが学校医,看護婦等の設量は国によつて異なつている。アメリカ合衆国では州によつて学校保健の管理方式が異なつており,州の法律で毎年児童・生徒の健康診断を行なうように定めているところや,毎年行なわず就学時,小学校第4学年,中学校最終学年において特に精密な健康診断を行なつているところなどがある。また通常,初等・中等学校には学校看護婦が置かれており,日常の児童・生徒の保健衛生の管理を行なつている。

イギリスにおいても,1944年の教育法によつて健康診断を行なう義務が地方教育当局に課せられている。健康診断には定期的に行なわれる一般健康診断と疾病を診断する特別健康診断とがあり,児童・生徒の健康診断に父兄の立会いが奨励されている。

フランスにおいては,各学区ごとに公立学校保健センターが設置されており,就学時に健康診断を行なうほか,小学校は毎年1回,中等学校では2回の定期健康診断を行なうことになつている。さらに義務教育修了学年において職業指導のための精密な健康診断が行なわれている。西ドイツにおいては,各学校に校医が置かれており,入学時,卒業時の健康診断および毎年1回の健康診断が行なわれている。


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