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第2章   教育内容・方法の改善
3  生徒指導
(1)  わが国の生徒指導
b  卒業者の進路状況と進路指導


中学校および高等学校の卒業者の進路状況の実態を昭和43年実施の「学校卒業者の進路状況に関する調査」の結果によつてみると,中学校卒業者の77%が進学,17%が就職し,また高等学校卒業者の25%が進学,56%が就職しているが,中学校卒業者の6%,高等学校卒業者の19%は浪人,無業・その他となつている。

中学校卒業者のうちの進学者についてみると,当初の志望校と実際の受験校が一致しなかつたもの24%,受験校と実際に進学が決定した学校が一しなかつたもの14%が存在している。

表35  「当初の志望校」「受験決定の志望校」「進学決定校」の関係 ―中学校―

高等学校卒業者についてみると,進学希望者のうち,第1志望校の大学・短期大学への進学者は全体の51%にすぎず,進学希望者の29%が浪人し,12%が進学をあきらめ,就職あるいは無職等となつている。

表36  進学希望者の決定進路別の構成比―全日制高等学校―

次に,就職者について,労働省の調査により,中学校・高等学校卒業者の就職後の状況をみると,昭和41年度卒業者の場合,卒業後3年間に半数以上のものが離職するなど,ひじょうに多くのものが最初の職を離れている。

表37  中学校・高等学校新規卒業就職者の離職状況

こうした,進学者・就職者の現状にかんがみ,今後,進学面においても,就職面においても,中学校・高等学校の進路指導のいつそうの充実・改善が図られることが望まれる。


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