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第2章   教育内容・方法の改善
3  生徒指導
(1)  わが国の生徒指導
a  生徒指導の内容


生徒指導は,学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つである。すなわち,すべての生徒を対象にし,生徒ひとりひとりの人格の価値を尊重し,個性・能力の伸長を図りながら,同時に社会的資質や行動を高めることを目的として行なわれるものである。生徒指導は,単に問題行動や非行の防止というよりは,積極的にすべての生徒のよりよい発達を目ざすものであり,学校生活が生徒ひとりひとりにとつてもまた,学級・学年・学校全体という集団にとつても充実したものとなることを目ざすものである。

生徒指導の内容は,学業指導(修学指導),個人的適応指導,社会性・公民性指導,道徳性指導,進路指導(職業指導),保健指導,余暇指導などの部門に分けて考えられたり,計画されたりするが,これらの区分も,生徒の人格のよりよい発達ということを中心にして,統合して実践されるべきものである。

学校には,生徒指導担当教員,職業指導主事,保健主事などが置かれることになつており,昭和44年度からの5か年計画においては,18学級以上の中学校における生徒指導の職務を考慮し,教員定数上の措置を講じることとしている。

国は,これら指導担当者の指導能力の向上のため,生徒指導講座,中学校カウンセラー養成講座,進路指導講座などを実施してきているが,今後,これらの担当者の資質のよりいつそうの向上を図ることが重要な課題となつている。

表34  公立小・中・高等学校における児童・生徒指導担当教員数


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