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第2章   教育内容・方法の改善
1  教育内容の水準の維持・向上と多様化
(2)  教科書
a  わが国の教科書


わが国においては,教科書は教育課程の構成に応じて組織・配列された系統的な教材であり,学校教育のうえで主たる教材として重要な役割を果たしている。小・中・高等学校においては,教科書を必ず使用しなければならない。

戦前においては,教科書以外の図書はあまり使用されず,教科書中心の教育が行なわれることが多かつた。戦後においては,教科書以外にも適切な図書等を使用することにより,教材が豊富になつたが,教科書が学校教育上重要な教材であることに変わりはない。

わが国で昭和23年度から実施している現行の教科書の検定は,民間で著作,編集された図書が,学校の教科用として適するかどうかを認める制度であり,文部大臣が,教員,学識経験者等で組織される教科用図書検定調査審議会の答申に基づいて行なうものである。

また,教科書の採択は,公立学校では所管の教育委員会,国立および私立の学校では校長が行なうが,公立の小・中学校については,広域採択制度(一定地区において同一教科書を採択する制度)がとられている。

なお,義務教育諸学校における教科書については,全額国庫負担により児童・生徒に無償給与されている。


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