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第1章   教育機会の拡大
5  高等教育
(5)  外国人学生


外国人学生には,わが国の学術研究機関や教育機関で研究を行なつたり,教育を受ける目的で来日した留学生のほかに,わが国に永住許可された外国人またはその子弟で大学に入学した者等が含まれる。

わが国の外国人留学生には国費留学生と私費留学生の2種類がある。留学生数は昭和44年に4千人(国費留学生612人,私費留学生3,393人)であり,外国人学生のうちに占める割合は40%(国費留学生6%,私費留学生34%)にすぎない。わが国の国費留学生は特に東南アジアおよび中近東諸国からの留学生の受け入れに重点を置き,これら諸国における人材養成に積極的に協力することを主眼としており,その数は逐年増加している。

昭和44年における国費留学生の約82%,私費留学生の66%が東南アジアおよび中近東からの留学生である。

わが国の外国人留学生の高等教育機関在学者総数に占める比率は日本語の学習の困難なこと,その他大学制度の相違などによつて先進諸国に比べて少ない。しかし,最近のわが国の国際社会に占める地位からみて,今後留学生の受け入れ体制の充実,整備を図る必要がある。

主要国の高等教育機関在学者総数中に占める外国人学生の比率はいずれもやや減少の傾向を示しているが,これは主として各国における高等教育機関在学者数の増大等によるもので,外国人学生の実数は,西ドイツを除いて逐年増加の傾向にある。特にアメリカ合衆国の比率は低いが,実数において11万人という最大の受け入れ数を示している。

表19  主要国における高等教育機関の外国人学生の比率


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