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第5章
主要国の教育改革とわが国の教育
1 主要国における教育改革の方向
(2) 中等教育


イギリス・西ドイツ・フランスの3か国では中等教育段階のはじめに,進学基礎教育の゜学校,技術教育の学校,完成普通教育の学校の3種に分化することになった。西ドイツ・フランスの従来初等教育段階に属した完成普通教育は中等教育段階に格上げされた。また,袋小路になっていた学校系統を改めて,上記3種のいずれの学校からも上級学校への進学の道をひらくばかりか,3種の学校相互間に転学の道もひらくようにすることになった。なお,西ドイツ・フランスは3種の中等学校のすべてについて,はじめの2年間(フランスは第6・7学年,西ドイツは第5・6学年)を適性観察コースとすることになった。

これによって,従来児童の進路決定の時期は初等学校を終わる時であっブこのを,2か年おそくし,かつ上記学校間の転学を認めることとあいまって,適性・能力による進路指導をじゅうぶん行なうようにすることになっプこ。ソ連も中等教育を3種の学校に分化することは上記3か国と同様であるが,このうち完成普通教育の学校は3年制の学校で,生徒が生産に従事しながら夜間・通信・交替制または季節的教育を併用した教育を受けるという点で他の国に例を見ないものである。


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