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第3章
教育条件・機会均等施策等・教師の水準
3 教師の水準
(3) 教師の待遇と勤務量



a 待遇

各国の初等学校の教師の平均給を1人あたり国民所得と対比させてみると,西ドイツ・フランスなどは比較的よいほうに位置し,アメリカ合衆国・イギリス・オーストラリアなどは逆に低く,わが国は,イタリア・北欧諸国などとともに,その中間に位置している。

第52表 各国の初等学校の教師の平均給と国民所得の比較


b 勤務量

各国における初等学校の教師の週授業時間数を見ると,次のとおりである。

第53表 各国の初等学校の教師の授業時間

西ドイツ・フランス・インドネシア・デンマーク等においてはかなり多く,イギリス・ビルマ・ユーゴスラビアなどは少ないが,だいたい,各国ともほぼ同じぐらいの時間数を担当している。

次に,勤務量全体について日本とアメリカ合衆国との比較を行なえば, 第54表 に見るとおり,小学校については,わが国は,授業活動で2時間,雑務で約1時間少なく,他方,授業の準備・整理のための時間がアメリカ合衆国の2倍近くになっている。もっとも,アメリカ合衆国では,授業の準備や整理の時間をどの程度勤務量のなかに入れているかは,はっきりしない。中学校については,わが国は授業活動で約3時間多く,雑務で3.4時間少なくなっており,授業の準備・整理のための時間は,小学校の場合と同じく2倍近い。合計すると,小学校・中学校ともわが国のほうがアメリカ合衆国よりも勤務負担量が多い。

第54表 教師の1週あたり勤務量の比較


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