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刊行に寄せて

文部科学大臣 渡海 紀三朗

 文部科学省では,教育,科学技術・学術,スポーツ,文化における施策の新しい動きについて,広く国民の皆様にご紹介するために,「文部科学白書」を刊行しています。

 平成19年度文部科学白書では,特集テーマとして「教育基本法改正を踏まえた教育改革の推進/「教育新時代」を拓(ひら)く初等中等教育改革」を取り上げました。
 戦後,教育基本法が制定されてから約60年が経ち,我が国の社会においては,国際化,少子化,高齢化等が急速に進みました。生活も大いに変わり,教育をめぐる状況も変わりました。こうした状況を踏まえ,新しい時代の教育の基本理念を明確にすべく,平成18年12月に教育基本法が改正されたところです。
 また,平成19年6月に,学校教育法などの教育三法の改正が行われました。これらを受け,「確かな学力」をはぐくむための学習指導要領の改訂や,我が国で初めての教育に関する基本計画である「教育振興基本計画」の策定を進めています。

 また,科学技術の分野では,平成19年に,ヒトiPS細胞が世界で初めて我が国の研究者により作製され,再生医療の実現への貢献が期待されているほか,月周回衛星「かぐや」が打ち上げられ,アポロ計画以来の本格的な月の探査に着手するなど,大変素晴らしい成果があがっています。

 天然資源に恵まれない我が国は,知恵とモノをつくる技術,いわば「人間の力」で世界に冠たる経済発展を成し遂げました。今後とも,社会が総力をあげて「人間の力」を育て,それを活かせるような環境づくりを進めていかなくてはなりません。
 私としては,引き続き,「教育再生」「科学技術創造立国」の実現に向けて,国民の皆様の強い期待を真摯(しんし)に受け止め,スピード感と緊張感を持って様々な取組を力強く進めていきたいと考えています。

 本書が幅広く活用され,文教・科学技術施策全般に関し,理解を深めていただく一助となれば幸いです。