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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第10章 高度情報通信ネットワーク社会における新たな展開
第4節  「情報化の影の部分」への対応
1  健全な情報社会の構築に向けて


 情報通信技術が進歩し世の中への普及が進むことに伴い,仮想世界での活動が果たす役割が大きくなる一方で,現実世界における人間関係の希薄化,自然体験・社会体験の不足や,有害情報の氾濫,情報格差(デジタル・ディバイド) の発生など,いわゆる「情報化の影の部分」の問題が指摘されています。

 これに対し,文部科学省では,情報活用能力を育成する情報教育の推進や,学校や地域における自然体験・社会体験・文化体験活動の推進,運動部活動の充実などによる健やかな心身の育成に積極的に取り組むとともに,有害環境対策に関する啓発活動や,子どもをめぐるメディアの実態などを把握するための調査研究に取り組んでいます。また,情報格差の防止・解消のため,広く人々が様々な情報に接する機会を持つことができるように,放送大学による大学教育の機会の提供,社会教育施設などにおける教育情報衛星通信ネットワーク(エル・ネット)の活用の促進,専修学校などでのeラーニングの推進にも努めているほか,盲・聾・養護学校などの児童生徒一人一人の障害に対応した情報機器などの整備にも努めています。

 これらの取組を通じて,情報化の「光」と「影」の両面を十分に認識しながら,健全な高度情報通信ネットワーク社会を構築していく必要があります。


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