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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章 国際交流・強力の充実に向けて
第5節 no title!
2 科学技術・学術の国際展開の戦略的推進


 我が国は,従来から科学技術協力協定などの枠組みの下に,海外諸国と幅広い国際協力を実施しています。文部科学省では,平成16(2004)年8月に,科学技術・学術審議会国際化推進委員会において,従来の「国際化の推進」から更に踏み込んで,「科学技術・学術の国際展開の戦略的推進について」が取りまとめられました。こうした提言などを踏まえて,国際展開を戦略的に実施しています。


(1) 国際展開の戦略化

 二国間,多国間の政府間会合を戦略的に活用し,合意された重要課題協力を確実に実行に移すため,政府間合意等に基づく重要課題協力の機動的推進(科学技術振興調整費),戦略的国際科学技術協力推進事業(科学技術振興機構)を実施しています。


(2) アジアにおけるパートナーシップの強化

 先端研究の国際的展開への対応,環境問題や感染症対策をはじめとする地域共通問題の解決などのため,共同研究各国の中心的大学・研究機関を拠点とする多国間のネットワークを構築する必要があります。そこで,アジア諸国との拠点大学方式の共同研究(日本学術振興会)などを実施しています。


(3) 国際的研究人材の養成・確保・ネットワークの構築

 優秀な研究人材を確保するために,国内外の優秀な研究人材の「知の出会い」の場の充実による知的触発の活性化,研究人材間の継続的な「ネットワーク」の構築,優れた外国人研究者の招聘,若手研究者の海外派遣などを促進する事業を日本学術振興会において実施しています。


(4) 国際展開基盤の強化

 国際的な研究協力網の形成を促進する先端研究グローバルネットワーク事業(日本学術振興会)など,様々な事業を実施しています。


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