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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章 国際交流・強力の充実に向けて
第3節 相互理解を進める国際交流相互理解を進める国際交流
2 教育の国際交流


 文部科学省では,小・中・高等学校教員の現職研修の一環として,国際的視野に立った識見などを高めさせるため,毎年,教員を海外に派遣しています。また,諸外国との間の相互理解の増進と相手国を理解する教育の推進のため,中等教育段階の教員をオーストラリア,ニュージーランドなどに派遣しています。

 大学教員・研究者については,文部科学省の在外研究員制度(平成12年度は723人派遣)や外国人教師制度(12年度は398人受入れ),日本学術振興会の事業(14年度は3,620人派遣,4,296人受入れ)などを通じて,派遣・受入れを行っています。

 特に,日米間では,昭和26年に発足した「日米教育交流計画」(フルブライト計画)により,平成15年度までに両国合わせて約9,200人の研究者・大学院生・ジャーナリストなどの交流が行われています(15年度は合計107人)。また,「日米国民交流」の包括的取組の一環として,日米教育委員会を実施主体とした「フルブライト・メモリアルプログラム」が,9年度から開始されました。この事業は,両国の教育制度などに関する相互理解を深め,日米間の教育分野での円滑で効果的な交流を促進することを目的としているもので,15年度においては,米国の小・中・高等学校教員など約600人を我が国に招致するとともに,日米の学校間による環境分野の共同プロジェクトの実施などの事業を行いました。また,16年度からは,これまでの教員交流や学校間共同プロジェクトにより蓄積された経験の共有と,交流ネットワークの構築を目的として,理科教育に関するセミナー,サマーキャンプを実施する事業を新たに開始しました。

 また,社会教育に関しては,我が国の博物館等の学芸員等を海外の博物館等に派遣して研修させ,高度で専門的な知識・技術の修得を図る等の事業を実施するとともに,各地域において女性の国際交流が活発になっていることを踏まえ,女性団体の国際交流事業に対する助成を行っています。国立女性教育会館では,平成15年度に「女性情報国際フォーラム」を実施し,日本を含め24か国約110名の参加を得るとともに,アジア太平洋地域の女性行政担当官などを対象とする「国際女性情報処理研修」,開発途上国における女性教育の推進を支援することを目的とした「女性の教育推進セミナー」などの各種研修を行いました。


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