ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第7節 国立文化施設の整備
6 新しい国立文化施設の整備



(1) 国立新美術館

 全国的な公募展や大型企画展などを開催することを目的とした国立新美術館については,東京大学六本木地区の移転跡地の一部への設置を決定し,管理運営などに関する検討を進めるとともに,平成14年度から建築工事に着手し,18年度の完成を目指して整備が進められています。


(2) 九州国立博物館

 「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」という新しい視点を持ち,アジア諸国との相互理解を深めることを目的とした九州国立博物館については,福岡県太宰府市に設置することが決定され,建物は平成16年3月に完成しました。現在,17年10月の開館を目指し,資料の収集・保存,展示,調査研究,博物館科学,高度情報化,博物館交流,文化普及活動などの各種博物館事業の整備に関する具体的な準備が進められています。

▲九州国立博物館上空から


(3) 国立劇場おきなわ

 国の重要無形文化財「組踊 *1 」をはじめとする沖縄伝統芸能の保存振興と,伝統文化を通じたアジア・太平洋地域の交流の拠点となる「国立劇場おきなわ」(沖縄県浦添市勢理客地区)が,平成16年1月に開場しました。沖縄伝統芸能等を様々な角度や分野から取り上げた開場記念公演が1月から3月まで行われました。16年度からは,公演事業のほか,伝承者養成,芸能記録作成資料収集活用などの事業を本格的に行っています。

▲国立劇場おきなわ外観

▲組踊「執心鐘入」(開場記念公演より)


* 組踊

せりふを主として,歌と踊りで筋を運ぶ沖縄独自の舞踊劇であり,琉歌を三線で歌い上げて登場人物の心理・心象を描き出し,舞踊家(役者)は科白(しぐさ・せりふ)をもって物語の筋を展開させる。琉球王朝時代の踊奉行玉城朝薫が創始者と言われており,「二童敵討」,「執心鐘入」,「銘苅子」,「女物狂」,「孝行の巻」の五番の組踊を創作した(1719年初演)。


(4) 平城宮跡第一次大極殿院地区復原整備

 平成10年12月に世界遺産に登録された特別史跡平城宮跡を「遺跡博物館」として整備・活用するため,13年度より,平城宮跡の中核施設である第一次大極殿正殿の復原事業に着手し,平城遷都1,300年に当たる22年の完成を目指しています。また,大極殿院地区についても,特別史跡平城宮跡の中核地域としてふさわしい整備を行うこととしています。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ