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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第4節 文化財の保存と活用
6 歴史的集落・町並みの保存と活用



(1) 伝統的建造物群とは

 周囲の環境と一体をなして歴史的風致を形成している伝統的な建造物群で価値の高いものを伝統的建造物群と呼び,城下町,宿場町,門前町などがこれに当たります。これらを有する市町村では,伝統的建造物群と一体をなして価値を形成している環境を保存するために伝統的建造物群保存地区を定め,建造物の現状変更の規制などにより,歴史的集落,町並みの保存と活用を図っています。


(2) 重要伝統的建造物群保存地区の選定

 国は,伝統的建造物群保存地区のうち,市町村の申出に基づき,我が国にとってその価値が特に高いものについて,重要伝統的建造物群保存地区に選定しています。

 最近では,平成15年12月に武家町の「入来町入来麓伝統的建造物群保存地区」(鹿児島県),16年7月に商家町の「高山市下二之町大新町伝統的建造物群保存地区」(岐阜県)及び港町・温泉町の「温泉津町温泉津伝統的建造物群保存地区」(島根県)を選定しており,16年8月現在,全国で57市町村64地区の選定を行っています。

▲温泉の津町温泉の津伝統的建造物群保存地区(島根県)


(3) 保存・活用のための取組

 文化庁は,重要伝統的建造物群保存地区において,伝統的建造物の修理,伝統的建造物以外の建築物などの修景,防災のための施設・設備の設置,建造物や土地の公有化などの市町村が行う事業に国庫補助を行っています(税制措置については,参照: 本章第1節4 )。

 なお,近年では伝統的建造物の積極的な公開活用のための事業が,市町村において取り組まれています。


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