ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第4節 文化財の保存と活用
4 民俗文化財の保存と継承



(1) 民俗文化財とは

 我が国には,それぞれの地域に根ざした衣食住・生業・信仰・年中行事等に関する風俗慣習,民俗芸能及びこれらに用いられる衣服,器具,家屋,その他の物件など,人々が日常生活の中で創造し,継承してきた有形・無形の民俗文化財があります。これらは国民の生活の推移を理解する上で欠くことのできないものです。


(2) 重要有形・無形民俗文化財の指定等

文化庁は,有形,無形の民俗文化財のうち,特に重要なものを「重要有形民俗文化財」,「重要無形民俗文化財」に指定し,その保存と継承を図っています。また,重要無形民俗文化財以外の無形の民俗文化財のうち,特に記録作成などを行う必要があるものを「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択しています。

 平成16年2月には,「越後姫川谷のボッカ運搬用具コレクション 706点」(新潟県)の1件を重要有形民俗文化財に指定し,「八戸三社大祭の山車行事」(青森県)など10件を重要無形民俗文化財に指定しました。同年8月現在,重要有形民俗文化財201件,重要無形民俗文化財229件が指定されています。

 なお,民俗文化財は,日常生活に基盤を置くものであり,近年,急激に消滅変貌する傾向にあります。このため,文化庁では,重要有形民俗文化財や重要無形民俗文化財の保護のために必要な事業に対する補助を行っています。

▲重要無形民俗文化財「吉浜のスネカ(吉浜スネカ保存会)」


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ