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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第4節 文化財の保存と活用
1 文化財保護制度の概要


 文化財は,その価値が損なわれると回復することのできない,極めて貴重な国民全体の財産です。我が国の歴史や文化を正しく理解するためになくてはならないものであると同時に,将来の文化の向上発展の基礎となるものであり,このような国民的財産である文化財の適切な保存・活用を図ることは大変重要なことです。

 このため,国は,文化財保護法に基づき,文化財のうち重要なものなどを指定・選定・登録し,現状変更,修理,輸出などに一定の制限を課しています。その一方,有形の文化財については保存修理,防災,買上げ等に対し,無形の文化財については伝承者養成や記録作成等に対して助成するなど,保存と活用のために必要な様々な措置を講じています。

 文化財保護法では,現在,文化財を,有形文化財,無形文化財,民俗文化財,記念物,伝統的建造物群の5分野に分類しており,各分野ごとに,その性質に応じた保存・活用のための施策を実施しています( 図表2-8-5 )。

 なお,平成16年の文化財保護法改正により,新たに文化的景観を文化財の分野に加えるなどの制度改正を行っており,これに基づき,新たな文化財保護施策の展開を図っていくこととしています(参照:トピックス1)。


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