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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第3節 地域における文化の振興
3 関西元気文化圏の推進


 平成15年3月「日本の社会を文化で元気にしよう」という取組が関西から始動しました。これは,「文化」の持つ「人を元気にする力」を活用し,一人一人が文化に親しむことで社会全体を活性化していくことを目的としています。文化庁や関西の経済団体・報道機関・行政機関などの関係団体は,「関西元気文化圏推進協議会」を設立し,「関西元気文化圏」を推進しています。文化庁が関西で主催する事業のほか,関西地域で展開されている様々な文化事業を一体として広報することで,関西地域から日本全国や海外に向け,多彩な文化情報が発信されることを目指すものです。  関西元気文化圏推進協議会では,主催事業として平成15年11月に「関西文化の日」を関西一帯で実施しました。これは,趣旨に賛同した関西2府7県の美術館・博物館など121の施設の常設展を無料としたものです。16年7月には,関西の伝統芸能に広く親しんでもらう取組の一環として「文楽の夕べ」が開催され,3か国語による同時通訳を実施するなど,海外への広報を視野に入れた催しも実施しています。また,16年8月現在で,「関西元気文化圏」への参加を表明した事業の数は約2,400件に上り,地域的・量的な拡大を続けています。今後も継続的に企業や民間団体,個人の方々による積極的な参加を呼び掛けていきます。特色あるものとしては,歌舞伎がもともと河川敷で演じられたことから,15年8月に使用許可を得て京都の鴨川河川敷に舞台を設営し,阿国歌舞伎を400年ぶりに復活させた事業があります。また,16年4月には文化庁が復元整備し,管理している特別史跡平城宮跡朱雀門にて,文化資産の積極的活用を進める観点から,結婚式が行われたことなどがあります。このように関西元気文化圏の事業には,柔軟な発想に基づくユニークな事業が数多くあります。

 文化庁では,関西地域における取組を充実させていくとともに,日本全国の人に対し,「文化で元気になっていこう」という考え方を浸透させるよう取り組みます(「関西元気文化圏ホームページ」http://bunka-ryoku.goo.ne.jp)。

▲商業施設との共催によるコンサート


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