ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章 心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第2節 芸術創造活動の推進
1 芸術創造活動の活性化支援


 我が国の文化の振興を図るために,「世界水準の芸術家,世界に誇れる日本映画・映像,世界に羽ばたく新進芸術家,感受性豊かな子どもたち」の育成を総合的に行うことを目的として,文化庁では,従来からの支援施策を再構築して,平成14年度に「文化芸術創造プラン」を創設し,創造活動に対する支援を行っています。


(1) 文化芸術創造プラン

{1}オペラ,バレエ,演劇等の重点支援による最高水準の芸術の創造( 図表2-8-2 )

 最高水準の舞台芸術公演・伝統芸能等に対しての重点支援や音楽,舞踊,演劇の国際フェスティバル,芸術による国際交流を推進し,世界水準の芸術家を養成しています。

{2}「日本映画・映像」振興プラン(参照: 本章第2節2(2)

 我が国の映画・映像水準の向上を図るため,国内における製作・上映,海外への発信,人材養成事業などを支援するほか,映画フィルムの収集・保管を進め,世界に誇れる映画・映像の振興を推進しています。

{3}世界に羽ばたく新進芸術家の養成

 「文化芸術創造プラン」の一環として,「新進芸術家の海外留学」や,「国内研修への支援」,「発表機会の確保」,世界的な芸術家による「特別指導助成事業」を実施し,新進芸術家の養成を図っています( 図表2-8-3 )。

{4}子どもの文化芸術体験活動の推進

 子どもたちが,本物の文化に直接触れたり,創造活動に参加することにより,多くの感動体験を得て,感受性豊かな人間として育成されるように,「本物の舞台芸術に触れる機会の確保」,「学校の文化活動の推進」,「文化体験プログラム支援事業」を実施しています。

(ア)本物の舞台芸術に触れる機会の確保

 子どもたちが,学校の体育館や公立文化施設において優れた舞台芸術を鑑賞するとともに,芸術文化団体などによる実演指導,ワークショップ やこれらの団体などとの共演に参加し,本物の舞台芸術に身近に触れる機会を提供しています。

(イ)学校の文化活動の推進

 非常に優れた活動を行っている芸術家や伝統芸能の保持者などを出身地域の学校などに派遣し,優れたわざの披露や,文化活動の素晴らしさ,地域の誇りなどについての講話を通じて,子どもたちの芸術への関心を高める「学校への芸術家等派遣事業」を行っています。

(ウ)文化体験プログラム支援事業

 子どもたちが,日常の生活圏の中で,年間を通じて多様な文化に触れ,体験できるよう,市町村がプログラムを作成し,モデル事業として実施することを支援する「文化体験プログラム支援事業」を行っています。

図表◆2-8-2 芸術創作活動の活性化支援

図表◆2-8-2 世界に羽ばたく新進芸術家の養成

▲本物の舞台芸術体験事業オーケストラ公演 大阪シンフォニー交響楽団香川県立飯山高等学校

▲文化体験プログラム支援事業(日本舞踊ワークショップ 日立市)


* ワークショップ

専門家の助言を受けながら,参加者が共同で研究や創作を行う場のことをいう。


(2) 芸術文化振興基金

 芸術文化振興基金は,政府の出資金と民間からの出捐金を原資として,多様な芸術文化活動に対して,安定的・継続的に幅広く援助を行うため,平成2年3月に設けられました。その運用益を通じて,芸術家及び芸術団体が行う芸術の創造や普及活動,地域の文化施設における公演・展示活動などに対して助成を行います。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ