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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第6章 研究開発の戦略的重点化
第8節  人文・社会科学の振興方策


 人文・社会科学は,人々の思索や行動,あるいは社会的な諸現象の分析・考察を通して,人間の精神生活の基盤を築き,人々の営みに希望や行動の手掛かりを与えるとともに,社会的合意形成や社会的諸問題の解決に寄与するものです。

 グローバル化・情報化が進む中で,特に民族,宗教,精神生活,社会規範や制度をめぐる問題など,現代社会において人類が直面している様々な問題の解明と対処のためには,人文・社会科学の各分野の研究者が協働して学際的・学融合的に取り組む研究を進め,その成果を社会への提言として発信する必要があり,このことが新たな学問分野・領域の開拓につながって,我が国の人文・社会科学の活性化に貢献することが期待されます。

 また,「人文・社会科学の振興について―21世紀に期待される役割に応えるための当面の振興方策―(報告)」(平成14年6月11日科学技術・学術審議会学術分科会)においても同様の指摘がなされています。

 このような考え方に立って,基礎的な分野も含めた各分野に携わる人々が協働して取り組む新しい研究の枠組みとして,平成15年度より,人文・社会科学の振興のための「課題設定型のプロジェクト研究」が日本学術振興会を通じて実施されています。


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