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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第6章 研究開発の戦略的重点化
第3節  宇宙・航空分野の研究・開発及び利用の促進
5  天文学研究の推進


 天文学は,地球と生命をはぐくんだ広大な宇宙の未知の構造と進化を追い,人類の知の拡大と根源の解明を目指す科学です。我が国の天文学は,自然科学研究機構国立天文台を中核として進められています。

 ハワイ島マウナケア山頂にある国立天文台の口径8.2m「すばる望遠鏡」は,128.4億光年かなたにある銀河の光の観測や,巨大銀河団,うずまき状の惑星が誕生する現場の発見など,世界最高の観測性能を証明する観測成果を多数発表しています。

 宇宙応用の電波三角測量で銀河系全域10万光年にわたる立体地図を作成する高精度VLBI(超長基線電波干渉計)ネットワーク「VERA」(天文広域精測望遠鏡)は,水沢・鹿児島・父島・石垣島の4施設が完成し,平成15年度から本格的な観測を開始しています。

 また,平成16年度から,アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(アルマ)計画へ参加しました。この計画は,日本・米国・欧州3者が共同で南米チリの標高5,000mの高地に巨大電波望遠鏡80台を建設し,星や銀河を形成するガスを観測することにより,銀河や惑星等の形成過程を解明することを目指すものです。日本の天文学研究には国際的にも大きな期待が寄せられています。

▲アルマ完成予想図(資料提供:自然科学研究機構国立天文台)


* 風洞試験設備

停止した機体の周りに空気を流すことで,大気中での飛行状態を模擬し,機体に働く力や流れの様子などを調べるための設備。


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