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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第3章 高等教育の多様な発展のために
第3節  大学入学者選抜の改善
(1)  大学入試センター試験の改善・充実


 昭和54年度から共通第1次学力試験が導入され,難問・奇問を排した良質な出題により,高等学校で身に付ける基礎的な学習の達成度を判定することが可能になりましたが,その反面,いわゆる大学の序列化等が顕在化したことなどの問題点も指摘されました。このような指摘や,臨時教育審議会の答申を踏まえて,平成2年度入試から,共通第1次学力試験に代えて,国公私立大学が,それぞれの判断と創意工夫に基づき選抜に利用する教科・科目や配点を自由に定める(アラカルト方式)ことができる大学入試センター試験が実施されています。

 この大学入試センター試験は,年々利用大学数が増加し,平成17年度入試においては,全国公立大学及び408の私立大学(全私立大学の75%)及び119の公私立短期大学が利用することとなっています。また,新しい学習指導要領に対応した18年度からの大学入試センター試験の出題教科・科目を16年5月に決定・公表しましたが,その中で,「英語」科目にリスニングテストを導入することとしました。今後とも,当該試験を活用して,各大学及び短期大学における入学者選抜の工夫・改善が図られるよう,質の向上・充実を進めることとしています。


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