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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章 生涯学習社会の実現へ
第9節  男女共同参画社会の形成に向けた学習活動の振興
1  男女共同参画に関する学習機会の提供


 文部科学省では,これまで,主に多様化・高度化した女性の学習需要に対応した生涯にわたる学習機会の整備を行ってきました。平成14年度からは,男性の家庭・地域活動と仕事の両立や,女性の社会参画を促進するための学習の普及を目的として,男女の家庭・地域活動の両立を支援するモデル事業を実施しており,地域の各種団体・グループで構成する実行委員会に委託しています。本事業により,男女が職場や家庭,地域において共に自立し,多様な働き方,生き方を実現するとともに,対等なパートナーとして豊かな人間関係を築きつつ,少子高齢化や男女共同参画の問題に柔軟に対応することが期待されます。

 また,平成14年11月には,「女性の多様なキャリア を支援するための懇談会」を設置し,15年度には,生涯学習の観点から,一人一人が柔軟にキャリアを設計し,学習できるようにするための支援策を検討し,10月に第2次報告「女性のキャリアと生涯学習の関わりから」を取りまとめました。ここでは,様々な学習と活動の成果を次の活動につなげていくための情報の総合的な提供やコーディネーター(調整役)の育成,人々の多様なニーズに応じた知識や技術を獲得するための学習機会の充実などについて提言を行っています。この報告を踏まえて,文部科学省では,16年度から女性が学習の成果や様々な経験などを生かして地域社会などで活躍し,多様なキャリアの形成を支援するための実践的な調査研究を行っています。


* キャリア

ここでは,職業,経歴ばかりでなく,社会的な活動歴をも含む(平成11年6月9日生涯学習審議会答申「学習の成果を幅広く生かす」より)。


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