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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
序章 教育改革の推進
第3節  新しい時代にふさわしい教育基本法と教育進行基本計画の在り方について
(2)  21世紀の教育が目指すもの


 答申では,まず,日本社会が自信喪失感や閉塞感の広がりなど様々な危機に直面しており,教育についても,青少年の規範意識や道徳心,自律心の低下,いじめ,不登校,中途退学,学ぶ意欲の低下,家庭や地域の教育力の低下など多くの課題を抱えていると指摘しています。

 このような,現在直面する危機的状況を打破していくためには,日本の教育を根本から見直し,新しい時代にふさわしく再構築することが求められています。答申では,「21世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人の育成」を目指すため,これからの教育は次の五つの目標の実現に取り組み,多様な個性や特性を持った国民を育成していく必要があると指摘しています。

{1} 自己実現を目指す自立した人間の育成
{2} 豊かな心と健やかな体を備えた人間の育成
{3} 「知」の世紀をリードする創造性に富んだ人間の育成
{4} 新しい「公共」を創造し,21世紀の国家・社会の形成に主体的に参画する日本人の育成
{5} 日本の伝統・文化を基盤として国際社会を生きる教養ある日本人の育成

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