ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第3章 諸外国のスポーツ青少年行政
第1節 諸外国のスポーツ行政
5 大韓民国(韓国)



(1) 学校体育

 体育は初等中等教育段階である1年生から12年生まですべての学年に配置されています。1〜2年生においては,「楽しい生活」という教科の中に含まれ,3〜10年生までは「体育」という教科名で必修となっています。11〜12年生では「体育と健康」あるいは「体育実技」,「体育理論」という選択教科になっています。

 体育の授業時間数は,必修となっている3〜8年生では週当たり3時間,9〜10年生では週当たり2時間となっています。

 体育の目標,内容については大きく上記の教科別に分かれており,性格,目標,内容,教授・学習方法,評価の項目が学年ごとにそれぞれ詳細に示されています。また,必修として示されている身体活動の内容は,教育課程の趣旨に即して,全生徒が最低限学習すべき中核的内容として設定されています。これに対して選択科目の内容は,地域社会や学校の特徴,教師や生徒の求めに応じた柔軟な設定が可能になっています。

 保健については独立した教科ではなく,体育教科の中で扱われています。


(2) 生涯スポーツ及び競技スポーツ

 「国民余暇活動参加実態調査」(2003年)によると,33%の国民(15歳以上)が何らかの運動・スポーツを週2〜3回以上行っています。スポーツクラブの数は,後述する国民生活体育協議会の調査によると,109種目,約7万です。

 韓国では,オリンピック大会などで好成績を収めた選手への報奨金として,年金が支給される制度があります。年金支給の対象となるのは,オリンピック大会,アジア大会,ユニバーシアード大会や種目別の国際競技大会です。大会の種類や順位によって異なるポイントが設定されており,獲得したポイントに応じて年金を受ける資格を得ることができるようになっています。

 韓国には,競技スポーツ関係団体の統括組織である大韓体育会と,生涯スポーツ関係団体の統括組織である国民生活体育協議会があり,それぞれ全国の広域自治体と基礎自治体ごとに支部を持っています。

▲泰陵(テヌン)トレーニングセンター正面玄関


(3) スポーツ行政の推進体制

 スポーツを担当している主な政府機関は,文化観光部の体育局であり,競技スポーツや生涯スポーツに関する様々な業務を担当しています。このほか,学校体育については教育人的資源部が所管しています。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ