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第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第2章 生涯にわたってスポーツに親しむ社会を目指して
第3節 我が国の国際競技力の向上に向けて
4 アンチ・ドーピング活動の推進


 競技者の競技能力を向上させるために禁止されている物質や方法を使用することを「ドーピング」といいます。スポーツにおけるドーピングは,{1}競技者自身の健康を損ねる,{2}スポーツのフェアプレー精神に反する,{3}薬物の習慣性から社会的な害を及ぼすものであり,ドーピングの撲滅のための取組(アンチ・ドーピング活動)が重要になっています。

▲第1回アンチド−ピングに関するアジア政府間会合

 平成11(1999)年,世界各国におけるアンチ・ドーピング活動の推進を目的として,世界のスポーツ関係者と各国政府関係者の協力により「世界アンチ・ドーピング機構(WADA:World Anti-Doping Agency)」が設立されました。我が国はアジア地域の常任理事としてWADAに協力し,国際的な教育・普及活動などに取り組んでいます。WADAでは,本部(カナダ:モントリオール)との連絡・調整を行うための地域事務所を各地域内に設置しており,平成15(2003)年11月,アジア・オセアニア地域事務所が東京(国立スポーツ科学センター内)に設立されました。

 文部科学省は,平成16(2004)年4月,WADAアジア・オセアニア地域事務所の開所式が開催されたことに合わせ,アジア地域内の各国政府におけるアンチ・ドーピングに関する諸課題などを協議することを目的に「第1回アジア地域政府間会合」を東京で開催しました。この会議では,アジア地域におけるより一層の連携・協力体制を整備していくことが取りまとめられました。

 我が国では,これまで(財)日本オリンピック委員会,(財)日本体育協会において,それぞれの立場から各加盟競技団体と連携を図りながら,ドーピング検査,競技者やコーチなどに対する正しい知識の普及・啓発を行ってきましたが,平成13(2001)年,ドーピング検査を公正・日本アンチ・ドーピング機構(JADA:JapanやJADAなどと連携・協力を図りながら,アンチ・ドーピング活動Anti-Doping Agency)が創設されました。

 文部科学省では,スポーツの国際交流を推進するため,地方公共団体や,(財)日本体育協会,(財)日本オリンピック委員会,各競技団体などが実施するこれらの事業に対して支援を行っています。


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