ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第1章  子どもの心と体の健やかな発達のために
第5節 健やかに子どもを育て・守るための環境づくり〜家庭を支える取組〜
1 一人一人の親の学びを支えるために


 家庭の教育力の向上のためには,親としての学びや経験の場が必要です。このため文部科学省では,平成16年度から始まった「家庭教育支援総合推進事業」(以下「総合事業」という。)において,行政と子育て支援団体等の様々な構成員から成る地域家庭教育推進協議会に委託して,多くの親が参加する機会をとらえて学習機会を提供しています。

▲中・高校生を対象にした子育て理解講座(千葉県立佐倉東高校)

 具体的には,子どもの発達段階に応じて,保健センター等で行われるマタニティクラスや乳幼児健診,また,学校で行われる就学時健診や入学説明会・保護者会など,様々な機会をとらえて子育て講座が開催されています。平成16年度からは将来親となる中・高校生を対象とした子育て理解講座も開催されており,若いうちから家庭教育についての理解を深めています。

 また,一人一人の親の身近な子育てのヒント集として,「家庭教育手帳」を配布しています。これまで乳幼児編と小・中学生編の2分冊であったものを,平成16年より子どもの発達に合わせて,「ドキドキ子育て(乳幼児編)」,「ワクワク子育て(小学生低学年から中学年編)」,「イキイキ子育て(小学校高学年から中学生編)」の3分冊としました。併せて,内容についても児童虐待,携帯電話やパソコンの利用,子どもの安全と健康などに関して充実を図りました。この手帳は,母子健康手帳の交付時や,小学校などを通じ,親の手元に届けられ,日常生活の中で子育てのヒント集として利用されています。また,様々な講座や研修会などでも活用されています。

 このほか,思春期の子どもの特性を扱った「こころの応援歌親子で育む素晴らしき思春期」や父親の家庭教育への参加を考える「頑張れ!お父さん―パパたちの子育て奮闘記―」をはじめ,妊娠期から乳幼児期,そして思春期に至るまでの子育てについて解説した様々な家庭教育ビデオを作成しています。これらは,全国の公民館や保健センターなどにおいて学習教材として活用されているほか,PTAや子育てサークルの学習会などの際に貸出しも行っています。

▲3分冊となった「家庭教育手帳」


* 子育てネットワーク

 広く子育て中の親を支援することを目的として,子育て中の親,子育てを終えた経験者,子育てサークルのリーダー,子育てに関する専門家等が集まり,子育て中の親や子育てサークルなどを結ぶ役割を果たしながら,学習・啓発,託児支援,子育て相談,情報提供,交流などを広域的に行う団体のこと(「家庭教育支援のための行政と子育て支援団体との連携の促進について(報告)」による)。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ