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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第14章  政策評価等の推進
第1節  政策評価の実施


 我が国の行政においては,従来,法律の制定や予算の確保などに重点が置かれ,政策の効果やその後の社会経済情勢の変化に基づき,政策を積極的に見直すという活動は軽視されがちでした。しかし,近年では,所掌する政策について,なぜそのような政策が必要か,それがどのような効果を生み出し,どれだけの負担を必要とするかなどについて国民の関心が高まってきています。また,行政機関においても,厳しい財政事情の下で,より少ない資源でより多くの効果を挙げる政策を企画立案していくことが求められています。

 この流れを受け,平成13年1月の中央省庁等改革に伴い,政策評価制度が全府省に導入されるとともに,14年4月からは「行政機関が行う政策の評価に関する法律」(以下「政策評価法」と言う)が施行され,各府省において,政策評価の適切な実施に取り組んでいるところです。

 政策評価は,政策の効果を把握し,その必要性・有効性・効率性などを明らかにすることにより,政策の企画立案や実施に的確に反映するとともに,評価結果などの政策評価に関する情報を公表することにより,国民に対する説明責任の徹底を図ることを目的としています。このような政策評価を,「企画立案(Plan)」,「実施(Do)」,「評価(See)」というマネジメント・サイクル の中に,制度化された仕組みとして組み込んで,客観的かつ厳格にこれを実施することが求められています。


*マネジメント・サイクル

 行政におけるマネジメント・サイクルは,政策を企画・立案し(Plan),実施する(Do)という従来の行政の流れに加え,業績を測定・評価し(See),その結果を次の政策の企画・立案に反映させるというフィードバック(結果を原因に反映させていくこと)の過程を盛り込んだ,循環型(サイクル)の行政管理手法のことを指す。


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