ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第11章  新たな時代の文教施設を目指して
第1節  快適で豊かな文教施設づくり
4  地域と連携した文教施設づくり



(1) コミュニティの拠点としての整備

 これからの学校施設は,生涯学習社会や学校・家庭・地域社会の連携協力に向けた活動を円滑に行うための環境整備や,社会教育施設,社会福祉施設などとの複合化による連携が求められ,地域のコミュニティの拠点として整備していくことが重要となっています。

 このため,文部科学省では,平成11年6月に「高齢者との連携を進める学校施設の整備について−世代を越えたコミュニティの拠点づくりを目指して−」を,同年7月に「子どもたちの未来を拓く学校施設−地域の風がいきかう学校−」を取りまとめ,各都道府県教育委員会に通知し,コミュニティの拠点としての学校施設整備を進めるための方策を提示しています。

 また,平成12年度から14年度まで,具体的な学校整備構想を持つ地方公共団体などに,「コミュニティの拠点としての学校施設整備に関するパイロット・モデル研究」の委嘱を行うなど,地域のコミュニティの拠点としての学校施設整備の推進と実証的検討を進めています。


(2) 文教施設のバリアフリー化の推進

 学校は,地域社会における多様な生涯学習活動などの場としても利用される公共的な施設であり,バリアフリー化 を進め,整備していくことが重要となっています。

 平成14年7月には「高齢者,身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」が改正され,15年4月より学校施設が新たにバリアフリー化の努力義務の対象となりました。

 これを受けて,文部科学省では,平成15年4月に,学校施設などにおいて,高齢者,身体障害者などが円滑に利用できる建築物の建築の促進について配慮するよう各都道府県教育委員会などに対して通知するとともに,スロープ,障害者用トイレ,エレベータなどの整備について,設置者が補助制度などを活用できるよう支援を行っています。

 また,平成15年8月より,学識経験者などの協力を得て「学校施設のバリアフリー化等に関する調査研究協力者会議」を開催し,学校施設のバリアフリー化の方針,学校施設のバリアフリー化に関する計画・設計上の留意点,学校施設におけるユニバーサルデザイン などについて調査研究を行っています。


* バリアフリーとユニバーサルデザイン

 バリアフリーは,障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であるのに対し,ユニバーサルデザインはあらかじめ,障害の有無,年齢,性別,人種などにかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方(障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定)より)。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ