ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第10章  国際化・情報化への対応
第2節  文教・科学技術分野における情報化の積極的推進
6  多様な文化芸術情報の発信


 急速に進展する情報通信技術は,文化行政においても大きな役割を果たすものとなっています。文化庁では,文化庁ホームページ(https://www.bunka.go.jp)などを窓口とし,文化財や美術品,舞台芸術,メディア芸術,日本語教育,国語施策などの各種情報を広く国内外に提供しています。


(1) 文化遺産オンライン構想

 近年の高速・大容量の情報発信を可能とする情報革新の動向を踏まえ,文化庁においては,総務省と相互に連携しつつ,「文化遺産オンライン」の仕組みを開拓しています。博物館・美術館などにおける文化遺産のデジタル・アーカイブ化 を促すとともに,我が国の誇る国宝,重要文化財や歌舞伎,能楽などの伝統芸能などの有形・無形の文化遺産に関する多様な情報(高精細画像や動画を含む)をインターネット上で総覧できるシステムの構築を進めています(平成18年度には1,000館程度の博物館・美術館などの参加を目標)。あわせて,外国語版を作成し,海外に向けて我が国の文化遺産情報の発信も目指しています( 図2-10-14 )。

図2-10-14 文化遺産オンライン構想全体イメージ図


* デジタル・アーカイブ化

 「アーカイブ(archive)は,文書や記録,あるいはその集積している場所(文書館など)を意味し,デジタル技術により,様々な資源を,文字・映像・音声などによって記録集積し,インターネットなどで配信したり検索し,再利用したりすることを可能としたもの。


(2) 文化情報総合システム

 文化情報総合システムは,文化庁ホームページを窓口として,国内外へ文化に関する情報を総合的に発信するものであり,「文化遺産オンライン」のほか,以下のシステムで構成されています。

{1}地域文化情報システム(http://ch2ki.bunka.go.jp)

 地方公共団体や公立文化施設の文化活動の立案や公演事業などの企画に必要な情報をデータベース化 し,地方公共団体,公立文化施設,芸術家・芸術団体などが相互に情報交流を行うことができるネットワークシステムの整備・充実を図るとともに,「地域文化情報ネット」としてインターネットによる情報の提供などを行っています。

{2}伝統芸能情報システム(http://www.ntj.jac.go.jp)

 国立劇場では,公演記録など伝統芸能に関する各種情報のデータベースを作成し,学術研究や一般への情報公開に資するためのシステムを整備するとともに,公演情報などを提供しています。

{3}現代舞台芸術情報システム(http://www.nntt.jac.go.jp)

 新国立劇場では,現代舞台芸術に関する情報の収集や保存を行い,広く一般に提供するシステムの整備を進めるとともに,ホームページにおいて公演情報などを提供しています。

{4}子どもジャパン・ミュージアム(https://www.bunka.go.jp/kids00 )

 文化に対する子どもたちの理解,活動の支援のため,文化財や芸術文化,著作権などに関する情報を,文化庁ホームページ内で子ども向けに提供しています。


* データベース化

 大量の情報を集め,いつでも検索できるようにすること。


(3) メディア芸術プラザ(http://plaza.bunka.go.jp)

 メディア芸術プラザにおいて,コンピュータ・グラフィックスをはじめとする新しいメディア芸術の創造活動に役立つ各種の情報や素材の提供,優れたメディア芸術作品の紹介,作品発表の場の提供などを行っています。


(4) 文化デジタルライブラリー(http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib)

 最先端のデジタル技術を活用して,伝統芸能や現代舞台芸術の公演などを記録・集積し,インターネットなどの媒体を用いて,学校などにおける教育用コンテンツとして提供する事業を,平成12年度から日本芸術文化振興会を中心に進めており,14年7月から公開しています。

文化デジタルライブラリー(トップページ画像)http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/


(5) 国語施策情報システム(https://www.bunka.go.jp/kokugo)

 国語施策の充実を図り,国民の関心や必要にこたえるとともに,国語に対する認識を深めることを目的として,漢字や仮名遣いなどの国語表記の基準をはじめ,明治から現在に至る審議会などでの検討・審議など,国語施策に関する情報を,平成14年5月からインターネットを通じて提供しています。

国語施策情報システム(トップページ画像)https://www.bunka.go.jp/kokugo/


(6) 日本語教育支援総合ネットワーク・システム(http://www.kokken.go.jp/nihongo)

 日本語教育の一層の支援を図るため,電子化された多様な日本語教育教材用素材(日本の生活場面や風景の写真,翻訳付きの物語教材など)や,日本語教育関係情報(統計,調査研究,教員情報など)をインターネットを通じて提供しています。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ