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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第7節  国立文化施設の整備
5  新しい国立文化施設の整備



(1) 国立新美術館

 全国的な公募展や大型企画展などを開催することを目的とした国立新美術館については,東京大学六本木地区の移転跡地の一部への設置が決定され,管理運営などに関する検討が進められるとともに,14年度から建築工事に着手しています。


(2) 九州国立博物館(仮称)

 九州国立博物館(仮称)については,福岡県太宰府市に設置することが決定され,現在,平成17年度の開館を目指し,施設整備や各種博物館機能の整備に関する具体的な準備が進められています。


(3) 国立劇場おきなわ

 国の重要無形文化財「組踊 」など沖縄伝統芸能の保存振興と,伝統文化を通じたアジア・太平洋地域の交流の拠点となることを目的として建設が進められていた「国立劇場おきなわ」(所在地:沖縄県浦添市勢理客地区)が,平成15年7月31日に竣工しました。16年1月から,開場記念式典(16年1月18日(日))や開場記念公演(16年1月23日(金)初日〜3月21日(日)千秋楽)を実施しています。

国立劇場おきなわ外観

組踊「執心鐘入」


* 組踊

 せりふを主として,歌と踊りで筋を運ぶ沖縄独自の舞踊劇であり,琉歌を三線で歌い上げて登場人物の心理・心象を描き出し,舞踊家(役者)は科白(しぐさ・せりふ)をもって物語の筋を展開させる。琉球王朝時代の踊奉行玉城朝薫が創始者と言われており,「二童敵討」,「執心鐘入」,「銘苅子」,「女物狂」,「孝行の巻」の五番の組踊を創作した(1719年初演)。


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